沢登り・縦走 北ア・奥ノ廊下〜東沢谷

夏休みの感想文・・

 

・・・暇なので書いてみました。本当に暇な人だけ読んで下さい。
つい読んでしまったあとに怒りを覚えたとしても、イジメないでください。
読んでしまったアナタが悪いのですから。

ポスト


ああ、明日になったら後悔しそう・・・

8/26〜9/1 沢登り・縦走 北ア・奥ノ廊下〜東沢谷

 ポスト単独

8/26 町田=扇沢(仮眠)

27 =黒部ダム〜平の渡〜奥黒部ヒュッテ〜読売新道(途中ビバ)

28 〜読売新道〜赤牛岳〜温泉沢下降〜高天原山荘(小屋泊)

29 〜大東新道〜薬師沢小屋〜奥ノ廊下遡行〜黒部源流(幕営)

30 〜岩苔乗越〜東沢乗越〜東沢谷下降〜東沢谷中間部(幕営)

31 〜奥黒部ヒュッテ〜平の渡(5時間待ち)〜黒部ダム(ビバ)

9/1 =帰宅

 

8/27

前夜、仮眠した扇沢は雨だった。その時点で帰ろうかと思った。ま、せっかく高速使って来たのだからとトロリーバスに乗り、晴れた黒部湖畔を歩き出すと、久々のトレッキングシューズに早速と靴擦れ、足が痛い。もう帰ろうかな。帰ってもやることもないので渡し船に乗る、12時の便。乗合客は他に2パーティ。中高年上ノ廊下グループの一人に、僕は学生の東沢谷釣りグループの一員だと思われた。ちょっとムッとした。奥黒部ヒュッテまで先行する。中高年グループは初心者もいるようだ。そんな人も行く位だから、僕も行っちゃおうかとも考えたが、熟考の後、読売新道を上がる。荷物は重いし足は痛い。2時間程登ったが、ろくに高度を稼げないまま暗くなり、ビバークとする。ザックを開けると下で汲んだ水が半分位しか入ってない。フタが合ってなかったみたい。明日、帰ろうかな。

8/28

水を節約しながら赤牛岳到着。頂上で老年夫婦としばし歓談。そんなつもりではなかったのだが、500のペットを2本くれた。ああ、いい人達だ。稜線、温泉沢の頭まで登るのが面倒だったので、鞍部からテキトウにガレを下る。ガレ下より30分程藪コギをして一般道と合流、一般道と言っても沢歩き、嬉しい。ペンキ通りに下っていくと、湯煙が見えた。当然、即フルチン、まずは沢横をせき止めた形になっている小さな野湯へ。次に少し高台にある湯船に入る。乳白色の湯は最高!来て良かった。堪能したあと、高天原山荘へ。ここは幕場がない。大人になってから2回目の山小屋泊だ(1回目は白馬鑓温泉小屋、こっちは幕場アリ)。夕食、普段はあまり食べる方ではないが、おいしくて3回おかわりした。

8/29

2時間程で黒部川沿いの大東新道に出る。上ノ廊下を1日半掛けて大巻したことになる(ならないか?)。美しいけど残念ながらここは既に奥ノ廊下。まだ見ぬ下流-上ノ廊下へ吸い込まれそうになるが、薬師沢小屋へ。ここから沢装備を着ける。赤木沢出合、ネットで「素人ウケする美しさ」と書いてあったが、僕は素人、あまりの綺麗さにちょっと泣きそうになった。出合の少し上流で、必要もないが泳ぐ。ああ!これがやりたくて、わざわざこんなアホらしい計画を立てた。おかげでザックの中身はビショ濡れ。祖父沢に間違えて入り込んだので、今日は黒部源流でお泊まり決定。一般道より1時間程手前でツェルトを張る。時間が早いのでフルチンになり、着ていた物を川に浸し、日に当てる。黒部源流で洗濯。贅沢だ。焚火の横でウツラウツラ眠る。

8/30

岩苔乗越への登りで少し膝が痛くなった。稜線を水晶小屋へ。ここで熟考、東沢谷を下ることにする。東沢乗越からの下り始めはちょっと心痛い、高山植物をビシバシ踏まないと下れないから。長く急な下り、これ登ったら辛いだろうなぁ、と思いながら、足を引きずり始めた。右膝が駄目みたい(左利き)。途中、行きに渡し船で乗り合わせた学生グループに会う。釣りでのんびりしながら、とは言ってたけど、いくらなんでも遅すぎだろう。ま、カッコからしても山岳部とかじゃなさそう、綿シャツだし。膝が痛くて上がらない。流木を二本拾ってストック代りにズルズルと歩く。南北にまっすぐ走る黒部川支流東沢谷はちょうど地形図縦1枚分、いつまで経っても距離を稼げない。ヤになってテキトウに幕営。夜は初めての雨。眠れない。

8/31

明るくなると同時に歩き出す。目安がつかないから何時に登山道に出られるかわからない。結構いいとこまで来ているはずだ。ずっとゴーロ歩きだったけど、ゴルジュになった。支流入り口なのでホッとする。長いゴルジュは残念ながら巻き。何度か降りてみたけど、すぐに行き詰まり突破出来ない。やっとこ登山道、初日の逆で平ノ渡しへ。船が来るはずの12:20に到着したけど、姿はなかった。来たのは17:20。船頭(たぶん向かいの小屋の御主人)とちょっと言い争いをしてすっかり腹を立ててしまった。小屋に泊まるのもシャクだから、ヘッデンを出して黒部ダムへ向う。ヘッデン歩行、プラス、右足を引きずりながら、コースタイムの倍位掛けて歩く。ああ、もう帰ろう。黒部ダム到着は23時頃だったか。

 おしまい。

 素人のくせに私見してみたり・・・

ホントは行きたかった上ノ廊下、ネットで見ると一つの言葉に幾度か行き当たりました。それは、「上ノ廊下はもはや昔の難易度ではない」と・・・。水量が同じ位であっても、以前は泳いでいた箇所が胸までの渡渉だけで済んだり、要するに例に漏れず、埋まってきているみたいです。勿論、上ノ廊下の難易度は雨天時の増水の可能性にあるのでしょうけど。埋まってきていることが何か大きな異変で元通りになるのか、それとも下流の黒部ダムが原因なのか、はわかりませんが(たぶん後者)、何が言いたいかというと・・・

「いつかは行こう、上ノ廊下」、と思ってらっしゃる方へ。

早めに行った方が楽しめるんじゃないでしょうか?そうですね、来年辺り・・・

 

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