一ノ倉本谷

みたぞっ 幻の大滝・沢中泊もいいかも?

[山行日] 2009/10/18

[参加メンバー]  Σ YAMA

[天候]  晴れ

写真・文 Σ



夜明け前

 

 

入渓


 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の懸垂ルート

 

テールリッジ末端から

 

 

本谷

 

 

テールリッジ末端・本谷取付

 

雪渓の残置物が多い

 

通過自体は易しい

 

右屈曲部

 

 

 

 

残ってた

 

 

幻の大滝

 

先行者

 

 

 

大滝上部の壁スラブ

 

 

 

 

 

 

 

滝沢出合

 

 

F滝

 

2ルンゼ

 

F1

 

 

 

F2

 

 

F3 その1

 

その2

 

 

 

F4

 

F4 先行P

 

F4上部は快適

 

 

F5 テラス

 

 

 

急げ急げ!!

 

上部岩壁

 

雨雲の急激な襲来

 

かっぱ着用

 

 


週末、山以外にやることの無いΣが、珍しく体調を崩していた。

悔し紛れに雨乞いをしながらも、僅かな期待を込めた1通のメール。  

−−− そうそう、実は今・おなか壊してまして(1週間だよ〜)、本当に危険な香りの漂う可能性が・・・ 
そんなの「我慢できる」・「気にならない」・「どちらかと言うと・好き」という方、秘密は厳守します。

こっそり参加メールください。 (^^) −−−

  

そんな甘い誘いに ・ ほんとに秘密厳守ですね? と、引っかかった輩がいた。。

 記録を残すにあたり、嘘を吐く訳にもいかないのでここでは「Yちゃん(仮名)」としておきます。

 10/17(土)、Y宅Pに集合。 とは言っても、彼はもうここには住んでいない。

この夏、上ノ廊下・無念の敗退後、ふて腐れて引っ越してしまった。

その後、いろいろと理由をつけては新居に引き篭もるという荒技を使い、皆の誘いを断るという背反行為を繰り返していた。

だからYちゃんに会うのは実に2ヶ月ぶりなのであった。

 しかし、そこは阿吽の呼吸。 Yちゃん運転、Σ居眠り。

あっという間に谷川到着だ!

  

10/18(日)

秋のマイカー規制により、土・日・祝日は登山指導センターのゲートで行止り。 林道は歩かなきゃならんのです。 まあ、がんばりましょ。

 で、センターまで来たとき、Yちゃんが「車に靴忘れた!」と・何時になく真面目な顔で慌てている。

こちらは端から持って来てないので何とも思わないのだが、本人にとっては必須アイテムのようで車まで猛ダッシュ。 戻ってきたときには既に抜け殻になってました。

 さてさて入渓です。 右岸道は行きません。 沢通しです。

すぐに岩床となり至極快適。 大きめの滝がいくつか出てきますが全部登れますし、ロープも設置されていてゴボウでも行けちゃう。

そんな訳であっという間にテールリッジ到着。

Yちゃんは、初夏に来た時とは違った光景に感激している。 素直でよろしい。

  

紅葉を愛でつつ、暫し本谷攻略ルートを思案。 

右はきれいなスラブで、以前に落ち口近くまでは行ったことがある。 ここは最後の踏ん切りがつかないんだな。

左は石・泥がたくさん乗った段々岩場で、先行Pが取付いている。 今回はこっちにしよう。

 ルートはバンド状なので簡単に登れる。 

石屑が気になりだす所が斜上バンドの中間地点で、ザイルを出すか迷うところだが残置支点が無く、リスも無いので打つならボルト。

バンドの上部まで行くと残置があるので、途中でモタモタするよりは其処まで一気に行った方がいいですね。

でもって、そこまで行っちゃったら落ち口までのトラバースも何でもありまへん。

 滝上からちょっと登ればすぐに右屈曲部。 ここからは快適なスラブ歩きが本谷バンドまで続きます。 

 その中程に「幻の大滝」なるものがある訳です。 はい。

ルートは左壁? いやいや・・ 流芯チムニーか、その右側。 流芯と言ったって殆んど濡れません。 

まちがいなく簡単です。 ロープも要らんでしょう。 左壁は使いますよ。

 でもね、、 左壁を登りました。 雪が残ってたから。。

わざわざ懸垂して下から登る気にはならんでしょ。 (その方が早かったけど)

 大滝の落ち口からもう1段上がると「壁スラブ」

これ、登れるの? てな感じの強い傾斜なのだが、吸い付く様なフリクションでグイグイ登れる。

ちょ〜 きもちイイ〜♪

Yちゃんも何か文句言いながら登ってました。

 広いスラブから南稜リッジ越しに烏帽子奥壁を眺めていると、凹状か中央カンテの墜落目撃。 

墜落距離からするとリード者のようだった。

滑っても落ちない所にいる幸せを噛み締めましたよ! 

でもそれを見逃したYちゃんは、「俺も見たい!」と熱い眼差しをいつまでも岩壁に向けてました。

悪い奴だな・・ 君は。。

 南稜を登る人たちの声が近付けばもう本谷バンド。 スラブはしゅ〜りょ〜。 

急激に絞り込まれ、せまーいゴルジュになりまする。

この先、本谷はいくつか滝を掛けますが、F5と呼ばれる滝を手前右側から登る以外は直登です。 

脇から登ろうとすると・「あ〜あ」てな事になります。 

 雨乞いが功を奏したのか、ちょーどF4を登っている頃からパラパラと・・・ 来まして、、

気が気じゃありませんのさ。

早く稜線に抜けたいけれど、どこが一番早いのか・ガスで見えない。

一筋の露岩状を辿り、少々のヤブ漕ぎで登山道に出た。 

でも、、、 なんか違う。。。  

百名山の登山道がこんなもののはずが無い。 

そう、出たのは一ノ倉尾根なのでした。

もう一頑張りして本当の登山道に到着。

すぐそこには非難小屋と中芝新道の分岐がありましたよ。 

遅くなったらここで泊まれるっちゅうことですわ。 

  ここからYちゃん・食事も休憩も取らず気迫の下山開始!

明るいうちに下山するんだ、 と頑張りました。

あとチョットだったね。  

 楽しい思い出をまた1つ作ってあげる事が出来てぼくはすごく満足♪

でもYちゃんは何を照れているのか、Σと来ると、ろくな事が無い・だって!

 素直じゃないなぁ。 (^^;)

 

 

 

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