[山行日] 2006年11月2日−5日
[参加メンバー]
三吉、他1名
[天候] ずっと快晴
[写真と分] 三吉
11月2日から恒例の屈斜路湖FFツアーに行ってきました。去年よりも少し季節の進みが速いらしく、北海道はすでに初冬の寒さでした。
釧路空港からホテルに送っておいた荷物を受け取り、そのまま屈斜路へ。まず春に良い思いをしたエントコマップ川の流れ込みを攻めるもアタリ無し。
先週まで屈斜路湖で釣りをしていたケンさん(白石健一)に電話すると、今年の秋は非常にタフなコンディションで、西岸・南岸にはほとんど魚が寄っていないとのこと。
それなら、と一番得意なポイントである東岸の砂湯に入る。大型が期待できること、流れ込みに比べて魚影が薄く、したがって人が少ないのが僕の好みに合う。夕方遅くに40cmくらいのレインボーを1本出した。小さいがすばらしいコンディションのレインボーだ。小ぶりのアメマスも続いた。

<<11月2日のレインボー>>
3日は全体的に渋かった。まずはじめに昨日レインボーが出た砂湯に入る。アタリはほとんどなく、他に何人かいた釣り人もすぐにいなくなってしまう。そう、砂湯は魚が少ないのだ。でも僕自身は何度か良い思いをしているのと、深く立ちこむ遠浅の地形が自然湖らしくて好きなのだ。僕のコンサバティブなイメージ通りのレイクFF、冷たくて寒くて釣れない中、数え切れないほどのキャストをサディスティックに繰り返すのだ。
でも魚が少ないのはいかんともしがたく、8:00前にいったん上がってオサッペ川の流れ込みに移動することにした。しかし、ここも全然ダメ。いったい屈斜路湖はどうなってしまったのだろう? 仕方ないので、西岸に群れているヒメマスを釣りに行き溜飲を下げ、夕マズメの砂湯入りに備える。夕マズメ、また砂湯に戻るがアタリは無し。100mほど離れたところの釣り人が良型のレインボーを上げていた。釣りはとても不公平なスポーツだ。

<<11月3日のヒメマス>>
4日も砂湯、こうなれば徹底的に砂湯をプッシュと意気込んだが、朝はアタリひとつ無く、仕方が無いのでアメマス川の流れ込みや、オサッペ川の流れ込みをやってみるが、ヒメマスしか釣れない。何も釣れないよりマシかな、などど弱気になってくる。池の湯をやった後、また砂湯に戻りアメマス50cmを出す。やっと50cmアップだ。
その後も粘るもレインボーは出ない。僕のレインボーはどこへ行ってしまったのか。。

<<11月4日のアメマス>>
5日は昼過ぎに帰るので、朝マズメだけやることにした。本当は釧路観光して帰る予定だったのだが、どうしてもレインボーの50cmアップが欲しくてまた戻ってきたのだ。どうしても納得がいかない。
6:00、すっかり明るくなったとき、久々のアタリ。30mほど先で白く長い腹とピンクの帯がジャンプした。見たことも無いほどデカイ。70cmはあるだろう。一生に何度あるかのチャンスにもかかわらず案外冷静で、まず手元で絡まっているラインをリールに巻き込み不意のランに備える。すぐにリールが逆転し、ラインが引き出される。よしよし、順調だ。逆にこちらに向かって走り出した時、ラインを手繰るのが追いつかず嫌な予感がしたら、そのまま軽くなってしまった。痛恨。。。呆然自失で立ち直れない。
きっと距離があったのでアワセ(フッキング)が甘かったのだろう。しかし、そんな理由付けではあきらめきれない。大げさではなく、生きる気力まで無くすくらい落ち込んだ。一生のうちにまたあんな魚に出会うことはあるのだろうか。
70cmのレインボーは、いかに大型が期待できるレイクFFといえども夢の領域だ。たとえるなら山岳渓流で40cmの岩魚を出すくらい難しく、強い運と高い技術が必要だ。僕にはまだその資格が無かったということだろう。来春はまた屈斜路湖で、砂湯で、必ずリベンジすることを決意して、帰京の途についた。