谷川岳滑降
 

今シーズンもう1本滑っておこうと思っていた。

[山行日]  2006年06月17日

[参加メンバー] KM兄

[天候] 晴れ

今シーズンもう1本滑っておこうと思っていた。
金曜の天気予報では土曜は晴れ!
急遽谷川岳の頂上直下の雪渓が思い浮かんだ。
以前6月に一ノ倉を登った後、下山時にスニーカーで怖い思いをした雪渓だ。
急な計画なので単独で決行した。

天神平から回り込んだところから臨む、頂上雪渓


天神尾根上、登山道沿いの雪渓



斜度は平均30度。予想していたより寝ていた。



お約束の登頂写真。 プラ靴など私だけ。

虫除けで長袖、長パンで登ったが
  おでこ3箇所、眉間1箇所、左耳1箇所を蚋に刺された。



滑降途中に見下ろす雪渓。ザラメで滑りやすい。



滑走中の写真が無いので、足元でも...。

巌剛新道から臨む、マチガ沢1ノ沢、上部はずたずたの雪渓、下部に
 見えるのが10mの滝。冬期は早い時期ならアイスルートになるのか?
 


マチガ沢全景。

午後から雲が多くなり、湯テルメを出るころには本降りとなった。 

 本当にラッキーな山行だった。


6月17日(土)
自宅発(4:45)−

指導センタ−上の道路脇駐車スペース発(8:30)
−ロープウエイ天神平駅(10:20−30)−トマの耳(13:30)−下山開始(14:50)−駐車スペース(17:30)

交通費節約のため首都高・外環は使わず、環7・目白通りで関越練馬インターへ。
1時間弱かかったが、高速でも30分弱。これで\1,200節約なら安いもだ。
関越も空いていて8時前には水上インター。天気はよく、高速の車窓から これから目指す頂上直下の雪渓が白く輝いて見えた。

今年は雪が多いと聞いていたので、あわよくば西黒沢の下部まで雪渓が繋がっているかと淡い期待をもって沢を詰めたが、田尻沢との出合いでは河原に少し雪が残っているだけ。とてもプラ靴では遡行できない。
ここまで登ったので、わざわざ下ってロープウエイに乗るもの面倒なのでそのまま田尻沢を詰めた。暑かったが沢沿いなので好きなときに頭から水をかぶった。
GWの剣岳山行がいいトレーニングになったのか?とても快調に登る事が出来た。

天神平駅周辺では観光客がいっぱい。
その脇を通り過ぎ、天神尾根の登山道に入る。
一つコーナーを回りこむと、目指す雪渓が目に入った。
残雪の量は、滑るには問題無さそうだ。

所所で休みながら天神尾根を登っていくが、すれ違う登山客に
「どこ滑るんですか」と聞かれまくった。
登山道が雪渓になる部分で、融水を飲む。冷たくて、火照った身体にとても美味しかった。
ここから登山道を離れ、ピッケル・アイゼンで雪渓を詰める。
雪渓は肩の小屋の脇まで続いたいた。そこに荷物をデポし、頂上往復。
そしていよいよフリートレックを装着し、滑降開始だ。

平均斜度は30度前後、以前見た印象ではもっと斜度があると思っていたが、たいしたことはない。滑落で生命の危険にさらされる恐怖がないので、ちょっと物足りないが、この季節にTシャツ、素手で滑る贅沢を良しとしよう。
滑走距離は登山道沿いの400m前後。一気に滑ってはもったいないので、所所止まりながら滑った。
もう少し下までいけるが、登り返しが面倒なのでこのくらいがちょうど良いだろう。

再びフリートレックをザックに装着し、アイゼン・ストックで雪渓を詰める。
頂上直下から西黒尾根を下り、がし沢のコルから巌剛新道に入り、さらにマチガ沢下部をフリートレックで滑った。最後は車道を歩き、クルマに戻った。
10時間行動。RWに乗ればよかったかもしれないが、片道\1,200の節約になったし、なにより良いトレーニングになり、充実した山行となった。

最近では垂直の登攀に行けない環境ではあるが、アルパインの感覚が鈍らないよう、どのような山行スタイルであれ、フィールドには通い続けたいと思っている。

月山、乗鞍、立山、千畳敷と、今年は雪が多いのでまだまだ滑走リストの選択肢は多い。
もう1本行くかな...。
 

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