[山行日] 2006年11月24日
[参加メンバー]
Patrick, Nearngchoow、 Noripeso
[天候] 晴

ここへ来るのも3回目。
おそらく、これが最後になるだろう。
来年のサンクスギビングは、赴任が明けて、
きっと日本にいる・・はず・・
Patrick も そろそろ・・異動になる頃だし・・・
TXとはお別れだ。

ここは、アメリカで2番目、世界では3番目に大きい Batholith だとクライミングのガイドブックに書いてあった。
Batholith・・バソリス?・・かな・・
聞き慣れない言葉。
辞書にも無い。
何人かの英語人に訊いたが、知っている人はいなかった。
「なんか・・温泉っぽい響きねぇ〜」
「文章の前後の関係から、岩の形状を言ってるんじゃないかぁ??」・・・・ってな感じ。
一番大きいのは、オーストラリアの Mt.Uluru と書いてある。
あの有名な Ayers Rock である。
確かに・・似ている・・平べったく隆起・・いや浸食によって露出した岩・・と言った方がいいのか?・・
・・・なんて適当な解釈のまま、しばらく過ごした。
ここで、記録をアップするにあったって、ちょろっと検索かけたら、
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で・あっさり見つかった。 短いが日本語の記述もあった。 ・・・
単に・デカイ・平らな岩のことを言うのか??ぐらいに思っていたが・・・実は・もっと・ちゃんとした科学的な定義があった。
詳しくは http://en.wikipedia.org/wiki/Batholith を参照。
A batholith (from Greek bathos, depth + lithos,
rock)
ってことで、ギリシャ語の”深い”と”岩”から出来ている言葉。
地質学では、一般的に使われているみたいだ。

すっかり・見慣れた中腹のボウルダー
思えば・・いつから・ここにあるのだろう。

Patrick

ここから、エコー キャニオン に向かう。

サボテンと乾いた土・・ところどころに染み出る水・・
このトレイルも・もう踏むことが無いのかと思うと・・・
なんとなく・いとおしく思えてくる・・

さてっと・・この辺だ。 ほら、クラックが見えるだろ。
Echo Canyon, Cave Crack を見上げる Pat

林間から見える Throne Rock
Jack Knife と Cave Crack をつなげるつもりだったが、
先行がいたので、場所を変えることにした。

で・ Back Side の Cheap Wine Area を目指す。

とりあえず・腹ごしらえ・・・
なんとも・ひょうきんな兄妹・・(^^;;

えっと・・どれから・食べようかなぁ・・


Dome Driver (5.7) を 登り始める 僕。
5.7 の スラブ登り・ということもあって、えらく・ランナアウトしている。 カッちっと決まるホールド・スタンスはなく、指も・足もデリケートな技が必要。 ルート・ファインディングも進めるか否かを分ける重要な鍵となる。
ガイドブックのトポでは読みきれないいくつかのサブルートがあるようだ。いずれの場合もランニングのピッチは6〜7mぐらい。
5.7 とはいううもの、はっきりいって、怖い。
スラブ登り自体が久しぶりなので・・なんともいえないが・・
広沢寺の右スラブ(5.9)よりはるかに緊張感があると思う。

2nd フォローする Pat.

ラッペル用のロープを引きながら登る Pat

一方・こちらは上から撮った写真

なかなか・あがってこない Pat.
一回、スリップかなんかで、落ちたようだ。

漸く・顔を見せる。

再び・ここで ”セミ” になる。

意を決して、漸くあがってきた Pat. ご機嫌だ。

それにしても、広大なスラブだ。



見上げる・ラッペル・ロープ

なんだかんだで,陽も傾いてきた。

最初の岩場・ Jack Knife にもどる。
NPの5.5だ。 見た目にも、いかにも簡単そう。
ガイドブックでは★★★のお勧めルート。

日本では、めったにお目にかかれない
5.5だとか5.7というグレードのルート。
なんだか・歩いて登れそうなイメージがある響きだが・・その辺の感覚がちょっと・違う。
アメリカでは、低いグレードのルートでも、岩登りのエッセンスが充分に詰まっていて、案外楽しい。
あらためて周りを見渡すと、およそクライマー??とは思えない風情の人たちが結構楽しんでいる。
ちっびこをつれた家族も珍しくない。
つまり、ハイ・グレードを登ることはこの国でもやはり特別なことだが、岩登りをすること自体は特別なことではないようだ。
なんとなく、日本ではその辺のところが息苦しい気がする。

紺碧の空
輝く岩
頬をなでる風
岩場に響くカラビナのクリック。
プロテクションを自分でセットしながら・・
岩の感触を楽しみながら・・・
やっぱり・これが岩登りだよねぇ

続くパトリック。
途中のナッツがなかなか回収できない様子。

" I got it !!" "OK!!"

順調に登ってく Patrick


はい・おつかれさま〜

Jack Knife の トップで その1

Jack Knife の トップで その2

そのときなんだ〜♪ 横の壁を見た〜♪

真っ赤に染まる夕陽に映ったものは〜♪

Cave Crack の 取り付を探して
探索のボルダラーになった僕たち。
登り返しで、ひるむパトリック。
微妙なスメアの立ち込みがポイント・・・
上手く出来ると・きもちいい。

どーしても、登れない・・笑って誤魔化すP



さぁってと・・今日はこれでお終い・

夕陽のエコー・キャニオンを横目にピークを目指す。
ここを訪れるのも最後だろう・・と思い・・
帰路にピークを踏むことにした。
ピークを踏むのはこれがおそらく最初で最後。

若いカップル

年配のカップル

行きかう人々

これが Enchanted Rock の 頂上だ。
