那須 苦土川井戸沢
 雪の行軍?? きびしぃス〜

[山行日] 200611月 12

[参加メンバー] ないとう、スー、  タカ、まりお

[天候] 

[写真と文]  まりお・ないとう・たか


まりお編

ゲートかなり手前8:30〜井戸沢出合10:30〜稜線13:50〜井戸沢出合17:00

 

那須の天気予報は最高気温7℃。谷川方面も同様な予報井戸沢はダメそうでしたが今年最後の沢を奥多摩では味気ないので、少しでも天気が良さげな奥秩父方面の地形図を持って4時半に家を出発。

 スーさん、ないとうさん、タカさんと八幡山、荻窪で合流して転進先を話しあうも、一番あきらめの早いはずのタカさんが井戸沢から一歩も引かない・・

 「寒くて入れなかったら温泉→インドアとかでもいいし」と取りあえず那須方面へ。

三斗小屋跡への林道は日曜日なのに工事をしていてゲートのかなり手前で駐車車を降りると、寒いし、風強いし、雪舞ってるし、でも皆黙々と沢支度。

「出会いの近くの三斗小屋跡まで行ってみましょうか」と歩き始めると時折日が差してくる。

長いと思っていたアプローチも4人で話しながらではアッという間でした。

 

三斗小屋跡に着くと風は強いものの、日も差して雪も止んだ状態

「F2くらいは見て帰ろうか」って、そのまま入渓することに。

 

出会い付近のゴーロを過ぎるとF1がどこだか分からないままF2に到着。

 

水は、、やはり冷たかった◎山も上の方は霧がかかっていていましたが、タカさんの「稜線に出るころにはピーカン」という天気予報(ないとうさんのは違ってた。でもって実際には吹雪)を信じて遡行継続。

 

F2の右には古〜ぃスリングが垂れているのですが、スーさんはこれが気に入らないらしい。。

「まりおさん、登るとき新しいスリング掛けといて!」だって☆

スリングを取り出すのも上手く出来ないかじかむ手で、なんとか掛けて上で待っていると、セカンドのスーさんが「ここにもスリング掛けにきて!!」だって☆

今日のスーさんは結構注文が多い○

 

※少しでも不安を感じたらスーさんのようにハッキリ言いましょう^^

 

F2の上は水も更に冷たくなって、二俣の手前くらいから雪も本降りになるし、殆ど寒かった記憶しかありません。。

余裕もなくて女性陣のフォローは全てタカさんまかせ^^;

入渓してから車に戻るまで、寒くてタバコ1本吸う時間も休んでいられませんでした。

個人的には特に足の指が辛かったです。

 

途中、小さな釜でスーさんに「まりおさん、泳いで!」と言われた時には、思わず「バカじゃないの!!」とマジギレしてしまうほどの寒さ。

スーさん、スミマセンでした。

 

寒くても着ない。のどが渇いても飲まない。腹が減っても食べない。

疲れても休まない。ビバークの装備はツェルトだけ。。雪なのに沢登り

と、まるで遭難の見本市☆

 

救いは、出掛けになんとなく渡されて、なんとなく持ってきたウインタートレッキング用のグローブと工事をしていて、車が途中までしか入れなかったこと。このグローブ、さすがノースフェイスというか全く水が入らないし、薄手なのに保温性もバッチリ!

おかげで、雪も積もって不明瞭な下山道の笹薮を漕ぎまくって、日没ギリギリで出会いまで下山できました。

精神的にも厳しかったです。「出会いの近くの橋が見えた」と沢筋まで降りたのですが、皆見たはずの橋が実際にはなかったり・・

車もゲートまで入っていたら恐らく出られなかったと思います。

 

行きのアプローチはアッという間だったのに、帰りは長かった〜

やっぱり行きは調子に乗ってたんでしょうね。。

タカさんと「こんなにあったっけ?」と話しつつ、どこまで調子に乗っていたんだ!と思いながらの下山でした

 

そのまま着の身着のままで車に乗って幸の湯へ。

足の指は温泉に入っても川口料金所くらいまでジンジンしてました。。

 

やはり、雪の山は寒いし危険だし好きになれません。

でもGWの中アもそうでしたが、下山してみればメチャクチャ楽しいんですよねぇ◎

 

 


ないとう編


井戸沢組、本当に本当にお疲れさまでした。

まりおさんずっと先頭に立ってのルーファン、ありがとうございました。 行き帰りの運転も。
車が大分汚れてしまったのでは?ごめんなさい。

たかさんの高テンションで貴重な体験ができました。
残念ながら太陽は照ってくれなかったけど、たかさんの明るさで気持ちが和みました。

スーさんが何回も遡行していて下山ルートも知っていたのであの時間に帰れたんだと思います。
あの悪条件の中、無事に下山できてなんとか明るいうちに出合いまで戻れてよかったです。

今回はあんまりたくさんの写真を撮る余裕がなかったですが、
3枚だけ添付します。


中流部の10mナメ状滝

 

 二俣手前の小滝

 


稜線に出たところ、たかさんとまりおさん。
 

ないとう
 


タカ編

 

深山ダムの湖面が荒れ波立って虹を作っている!朝から風が強く粉雪混じりの林道を歩きだす。入渓点に着く頃には厚い雲の間から太陽が時折顔を出す。山頂ではピーカンが望めると言う希望だけで歩き始めた。核心のF2を越える辺りからはチラホラ雪が積もり始めた。後戻りはできない!敗退は考えられない!変なモチベーションが稜線へ誘う!
那須だし短い沢だから!とタカヲククッテいたからだろう?現実は冷たい渓水と滑りやすい岩と雪混じりの岩との闘いだった!耳が凍り指の感覚がなくなりそうな頃やっと稜線が見えた!笹に雪が乗っていて思うように歩けない!寒さもピークを迎える頃に登山道にやっと出たが、吹雪く稜線にはとどまることもできずに下山を開始!
三斗小屋跡に向う道を進むが両側の草が雪の重みで倒れ行く手を塞ぎ所々消える道を、若いマリオがノースフェイスのグローブをつけブルドーザーの様に掻き分けていく!完璧なルートファインディングのおかげで日が落ちる寸前に入渓点に戻れた!後はヘッデンをつけ車までひたすら歩くだけだ!  暗い林道には降り続く雪が25センチも積もり今回の激闘の凄さを静かに物語っていた。
あと1時間遅かったら?踏み跡で何度か迷っていたら?きっと時間切れになったに違いない!間一髪の所で林道に出れたのはマリオが生んだ奇跡だ!ありがとうマリオ!やっぱり君はスーパーマリオだった!
                 タカ
 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なに・見てんのよぉっ!

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