八ヶ岳 旭岳東稜
雪稜っ!!

[山行日] 2008年4月11日(金)夜行〜13日(日)下山

[参加メンバー] ポスト(リーダー)、まあこ(食担)、KMB(サブリーダー)

[天候] 晴れ


 4月12日(土)−晴−
コースタイム:美し森駐車場(6:00)−赤岳沢出合小屋(9:10〜9:30)−旭岳東稜
取付(10:00)−五段の宮上(15:30)−旭岳頂上(19:15)

前夜ことのほか早く美し森駐車場に到着。早速KMB号内をフラットにし1時近くまで宴
会。朝起きるとちょっと残っていたかな。

6:00に出発するがまったく寒くない。林道終点から何度か渡渉を強いられる。
そんな中ついに犠牲者が出る始末。残りの2人も少なからず濡れてしまった。

赤岳沢出会い小屋で小休止の後、ツルネ取り付きのレリーフ前で登攀準備。
目の前の旭岳東稜に繋がる雪のルンゼを詰める。
ポスト先頭で行くが、雪が腐っていて遅々として進まず。
汗だくになり漸くのことで稜線にたどり着いた。

さらに尾根上を詰めていくと痩せたリッジにでて、若干のクライムダウン。
まあこがヘビに睨まれたカエルのように動けなくなってしまった。
KMBが先行し、お助け紐を出してどうにか下降できた。

行けども行けども長い雪稜は終わらない。
天狗尾根のカニのハサミの高度を越えたあたりで、ようやく急な雪壁となった。
ここを登り越え五段の宮の取り付きである、「肩」にでた。

ここで装備を整えKMBリードで取り付く。
ビレイヤーはポスト。太い木でセルフを取っているので安心だ。
まあこは終始撮影班。今回普段少ない自分のクライミング中の写真を撮ってもらっ
た。

1段目はいったん右側から取り付いたが、実は左側が階段状になっていた。
そこから右上し、左側の潅木にランニングを取り、その潅木をホールドに乗越す一手
が悪かった。
2段目は岩稜の右側から中央に立ちこむ一手が悪い。
絶対に落ちられないので慎重に行く。
3段目はクラックの奥に腕を突っ込みジャミングを利かせ、リッジに立ちこむのだ
が、
このムーブが悪く、ピッケルをクラックに水平に突っ込んでホールドとした。
この部分まあこはフォローで苦戦したようで、ロープを握って乗り越えたらしい。
3段目を越え1ピッチ目を切る。

続く2ピッチ目。
4段目岩の右側の雪壁を登り一段上へ。
5段目潅木が多く、最後の木を付かんで乗り越えたところでピッチを切った。

5段の宮の上の雪稜はポストのリード。
雪が腐っていたようで結構怖い思いをしたようだ。
1ピッチでトップ交代。
残るピッチはすべてKMBリード。

5段の宮の2ピッチを安全を考え二人別々にフォローさせたため、ことのほか時間がか
かっった。
いくら日が延びたとはいえ、頂上直下で日はとっぷりと暮れてしまった。

最終ピッチでヘッドランプ装着。
ロープを使うほどでもなく、すぐに頂上にたどり着いた。

あたりは真っ暗でまあこのことを考えると、ここからさらに移動して幕場を探すのは
厳しいと判断。旭岳頂上に幕を張ることにした。

岩場と雪の間を馴らし、どうにか3人用の幕を張る事が出来た。

早速テントの中で3人で乾杯。
宴会途中何を血迷ったのかまあこが沸騰するコッヘルをひっくり返してしまった。
あまつさえガスバーナーまで倒すという大失態。
KMBのテントの床に敷いていた薄いテントマット共々、穴があいてしまった。
さらにKMB愛用のエアマットまで徐々に空気が抜ける始末。

夜半にトイレに起きると諏訪の町明りが綺麗だった。

4月13日(日)−晴(山中一時ガス)−

コースタイム:出発(8:00)−天女山登山口(13:15)−美し森駐車場(14:00)

朝日の中、昨日登ったルートを振り返る。
雪頂上から見る東稜は結構立っている上、痩せていて小気味が良い。
帰りは渡渉を避け、権現〜三つ頭〜天女山と縦走して下山した。
ポストと尻セードしながら楽しく下ったが、まあこがなかなかついて来ない。

天女山登山口からはお疲れのまあこのために、タクシーを呼んでで駐車場に戻った。

清里天女の湯で汗を流し、遅い昼食をとって帰路についた。

何度もアルパイン山行を共にしたポストは心強いパートナーであるが、
アルパイン2回目のまあこにはとりあえず今回及第点をあげておこう。


渡渉で水没。出会い小屋前で靴下を絞るポスト

 

権現岳遠望

 


5段の宮へはまだまだだ

 

赤岳天狗尾根遠望

 


肩への急な雪壁を詰める

 

2ピッチ目(4段)

 

2P目終了点へ這い上がるまあこ

 


4段目出だし

 


五段の宮

 

五段の宮取り付きへ(ポスト)

 

5段の宮 リードするKMB

 

5段の宮 ポスト

 

5段の宮 ビレイするKMB

 

翌朝頂上から登ってきたルートを振り返る

 

権現岳頂上でくつろぐポスト

 

権現岳から編笠岳を望む
 

主稜

 

ピーク

 

阿弥陀のまぁこ

 

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